vol.23 センター試験受験レポート

今年も受験しましたセンター試験。今回で1 0年連続、東京時代にも2 度受けているので12回受験したことになり、自分は日本一センター試験を受けている人じゃないかな、などとくだらないことを考えて会津大学へ向かう。

受験生の控室になっている学食へ行くと、学院の高卒生が10人ぐらいすでに来ていた。特に緊張した生徒は見あたらず、リラックスするようにと最後のアドバイスをし、みんなそれぞれの教室へ向かう。

試験実況…英語(筆記)
いつも通り第1問から解答を始める。多少の変化はあるが去年とほぼ同じ出題形式、ただし英文量は増えている。選択肢は比較的素直そうなので量に圧倒されずに生徒は解ければいいなぁと考えながら解き進む。少し丁寧にやったこともあってか例年より時間に余裕はなかった。みんな大丈夫かなと心配しているうちに終了のチャイム。次のリスニング(結構ムズイ)を終え帰宅。その夜私立文系型の生徒達からの得点がメールで次々と来る。

(国立大志望の人は日曜日もあるので採点しないように言ってある)意外と言ってはみんなに失礼だが英語が思ったより崩れていない。ちゃんと得点している。さすが会津学院と自己満足にひたり、明日もガンバレと思いつつビールを飲む、美味しい!!(つづく)

vol.22 センター試験対策③

いよいよ明日がセンター試験ですが、今日と明日へのアドバイスをしたいと思います

今日
①受験グッズ(受験票、筆記用具、時計、参考書、ティッシュ等)をかばんに入れておく。
②いつも通り勉強して、いつもの時間に寝る。
③寝つけなくても大丈夫。(体を横にしているだけで寝ているのと同じぐらい体が休まるそうです。)

明日〈試験前〉
①試験開始3時間前(6:30頃)には起床する。
②教室は思ったより寒い場合があるので対策をする。
③試験1時間前ぐらいまでには着くようにする。
④試験の前、休み時間はひたすら次の時間の科目の勉強をする。
⑤トイレは必ず行っておく。
⑥緊張している場合は自分より緊張している人を探す。

〈試験中~後〉
①わからない問題は後回しにしてまず出来る問題を見つけそれからやる。
②常に時間をチェックしながらやる。終了時間を勘違いしない。
③インスピレーションを大事にする。(迷った時は直さない)
④時間いっぱいまで全力を尽くす。
⑤休み時間に答えあわせをしない。2日目がある人は1日目の答えあわせをしない。

以上のことを心がけてリラックスして試験に臨んで下さい。
私も受験予定ですがいつにも増して若作りをして行くので気付かないと思います。
尚、明日は握手やサインはご遠慮願います(笑)

〈つづく〉

vol.21 センター試験対策②

センター英語解答法前回も書きましたが時間との戦いが全てです。
前もって解答時間の目安を身につけておくべきです。
私が考える時間分配をご紹介します。

※( )内の数字は08年センター試験での配点第1、2問発音・文法・会話(60)目標時間15分…配点比率からの時間配分は24分ですが、ここをいかに時間をかけずに解答するかがカギです。ここは基本的に知識問題なので、わからなかったなら悩まずに適当にマークしてどんどん先に進むべきです。(迷ったら②にマークするなどと決めておけばよい)

第3、4、5、6問長文問題(140)目標時間60分…配点の70%を占めます。英語が成功するかどうかはここに時間をどれだけかけられるかにかかっています。繰り返しになりますが、決して第1、2問でいたずらに時間を使ってはいけません。第1、2問を予定通りに解答すれば各問に15分はかけることができます。

ここでの注意は年によって第3、4、5、6問の難易度が違うので自分にとってやりやすい問題からやるべきです。必ずしも3→4→5→6の順でやる必要はありません。3をやってちょっと難しいと思ったらすぐに別の問題に移るべきです。普段から訓練しておきましょう。(最近は第6問が1番やりやすく、第3問が手強い場合が多いような気がします)
ただし、順番通りやらなかった時の解答用紙へのマークに注意して下さい。くれぐれもずらしてマークしないように。

ラスト3週間、体に注意してガンバロウ!!

(つづく)

vol.20 センター試験対策①

センター試験において最大で、唯一と言ってよい“敵”は「制限時間」です。( 特に国数英)今の時期に制限時間を意識しないで勉強するのは危険です。

例えば制限時間をオーバーして数学の問題が解けたとしても意味がありません。もともとセンターには難問は出題されないわけですから、時間をたっぷりかければ、英語も数学もよい点数が取れてしまいます。ここが落し穴です。必ず時間を計って演習しましょう。

もう一つは、「考えればわかるものは覚えなくてよい。」と言う人がいますが、私の意見は違います。センターに限らず入試には必ず制限時間があります。その時間内にいかに得点するかが全てです。

従って覚えて済むことは出来るだけ覚えて時間をかけず解答し、残った時間を考えなければ出来ない問題にあてるべきです。そうしなければ試験時間はいくらあっても足りません。

キーワードは「反射的」です。反射的に答えられる問題をどれだけ身につけるかに勝負がかかっています。

もう一度言います。「反射的」です。

(つづく)

vol.19 中学英語を強化せよ!!②

(1)それは60年前に建てられた。(英訳)

(2) After I posted the letter, I realized that I had forgotten to put an eighty-yen             
on the envelope. (           に適語)

(3) In Japan, the monkeys swam in the hot springs for warmth, while in Texas they quickly learned to swim in cool water to relieve themselves of the hot temperatures.(和訳)

(4) E-mail has overtaken us without our really understanding what it is.(和訳)

上の問題は全て大学入試問題しかも

(1)早稲田〈商2000年〉(2)慶應義塾〈商2004年〉(3)東北大〈2008年〉(4)東京大〈2008年〉といった最難関大学のものです。

(1)の答えは、It was built sixty years ago.

(2)はstamp(切手)です。この問題なら福島県立高校入試で出題されても何の違和感もありません。これが日本2強私大の早慶(最近○麻問題で注目されてますが)の問題です。

(3)は単語(relieve以外)も文法・構文もやはり中学英語の域を出ていません。

(4)は単語は中学レベルですが文法・構文は高校レベルが入っています。といっても高1教科書の例文レベルです。もちろん全てがこのような問題ではありませんが、いかに中学レベルが大切かわかってもらえたと思います。

前回でも書きましたが、私が言う中学英語がわかっているとは、中学時代定期テストがいつも90点以上で評定が5だったとか、新教研がいつも40点以上だったというようなことではありません。中学校でやる教科書は内容が難しくないし、テストも配布されているワークがそっくり出るといったことがありちょっと気がきいている生徒だったなら本当はよく英語がわからなくても高得点が取れてしまいます。ですから実際はわかっていないのに中学英語が得意だ!と勘違い(失礼!)している中高生は大勢います。

中学英語がわかっているというのは前回書いた問題(「あなたはここから駅までどれくらいあるか知っていますか」といったレベルの英訳)がキチンとできる、関係代名詞who,whose,whom,whichを正しく使って簡単な英文が作れる、名詞、形容詞、副詞の働きを説明できるといったことです。しっかりした塾なら中学生にこの程度のことは説明しているはずです。

このレベルができていれば高校の英語つまり大学入試に必要な英文法力は7~8割押さえたと言っていいでしょう。そう、まずは中学英語を強化せよ!!です。(つづく)

vol.18 中学英語を強化せよ!!

高校生のための中学英語力チェックすべて英訳せよ

1.ここから駅までどれくらいあるか知っていますか?
2.あなたはいつから日本に来ているの?
3.父が昨日京都で撮った写真はとてもきれいだ。
4.あなたは私に宿題を手伝ってもらいたいですか?
5.あなたの町には公園がいくつありますか?

常々英語はまずは単語力と言っていますが単語をある程度覚えてもあまり伸びない(せいぜいセンター英語が120点~130点)生徒がいます。その一方で160点~180点以上とれるようになる生徒もいます。勉強しはじめた頃の成績はそう変わらないのに。この違いは文法・構文力の差の場合がほとんどです。ここでの文法・構文力というのは大げさなものではなく中学レベルのものです。

上の問題は公立高校入試レベルの問題です。完答できればOKですが結構できない人が多いと思います。会津地区トップレベルの高校の生徒でも完答する人は少数派でしょう。この部分がしっかりしないといくら単語を覚えても成績が頭打ちになる可能性が高いはずです。中学英語は内容がカンタンなので長文で力をためそうと思っても国語力で出来てしまうのであてになりません。

こういった基本文を英訳できるかどうかが判断基準になります。高校生が中学レベルの英語を復習しようと思ってもなかなか良い教材がありませんが、中学時代塾に通っていた人はその時使っていたテキスト(教科書準拠でないもの)があればそれがよいでしょう。ページの左側や、巻末に基本英文が載っているはずです。

200ほどの英文を覚えればかなり戦力になるはずです。さらに高1のグラマーの教科書に載っている例文を覚えれば完璧です。センター英語9割はすぐそこです!

つづく

チェックの答え
1.Do you know how far it is from here to the station?
2.How long have you been in Japan?
3.The pictures which my father took in Kyoto yesterday
are very beautiful.
4.Do you want me to help you with your homework?
5.How many parks are there in your city?

vol.17 ぐぁんばれ、進学校のおちこぼれ!!

進学校と言われる高校(会津、葵…等)に合格したまでは良かったが、それだけで満足し、気がついたら320人中285位、308位、314位…なんて順位を取ってしまい、さらにこのことに奮起して勉強すればすぐに取り戻せるのに、特に何の手も打たず1年生の後半頃にはすっかり劣等感がしみ込んでしまい、自信を失っている人はいませんか?

高校は同じような学力の生徒が集まっているため、ちょっと気を抜けばすごい順位を取ってしまいます。かく言う私もそんな1人だったことはこのコラムで何度も書いているのでご存知の方も多いと思います。

ここで1番問題なのはこういう成績を取ってしまった生徒が「自分は勉強ができないダメな人間だ」と強く思い込んでしまい勉強への意欲をなくしてしまうことです。自信回復のために視点を変えて考えてみましょう。会津高校の合格基準偏差値は62(新教研)です。これは上位およそ11%にあたります。つまり100人中11位以内ということです。同じく葵高校は57で上位およそ23%、100人中23位以内です。

思い出しましょう、1~2年前まで皆さんは成績優秀者だったのです。今勉強ができないのは、高校に入ってほんの1~2年間の不勉強のせいに過ぎないのです。たったそれだけのことで不本意な大学に甘んじたり、または進学をあきらめたりしては絶対にいけません。最下位近くだった生徒が半年~1年の努力で難関大学に合格した例はたくさんあります。あたり前のことですが勉強はやれば必ず出来るようになります。

悩んでばかりいないで初めの1歩を踏み出しましょう。

ぐぁんばれ、進学校のおちこぼれ!!

つづく

vol.16 現状を直視しよう

模試などの結果がよくなかった時、「失敗した」「調子が悪かった」などと発言したり、あれこれ言い訳をする人がいます。

こういう人は成績が向上しない可能性が高いかもしれません。それは自分の成績の現状を直視していないからです。

「失敗した」というのは科目のマークミス(日本史なのに世界史にマークしたなど) や解答欄を間違えたりすることです。「調子が悪かった」というのは体調が悪い(40°の熱があったなど)ことです。それ以外の理由で成績が悪かったなら単なる「勉強不足」に過ぎないと思います。

自分の成績を直視するのは意外に難しいことです。誰でも自分がかわいいのでよくない成績をとっても自分の勉強不足のせいではなく自分以外の、自分ではどうしようもないことのせいにしてしまいがちです。でもそれでは成績は向上しません。

受験成功の秘訣は自分の成績を正確に把握し、志望校との「距離」を認識し、受験日まで「絶対その距離をつめてやる」と強く思って勉強していくことです。良くない成績を直視するのはキツいことですが、ここはひとつ志望校合格のために言い訳しないでがんばってみよう!(こんな生意気なことを書いている私は、妻に対しては言い訳だらけなのですが…)
つづく

vol.15 予習か復習か?

予習と復習はどちらが大切なのでしょうか?

私は大切なのは断然復習で予習は必要はなく、それどころか多くの場合、してはいけないと考えています。その理由は、予習は非常に効率の悪い学習法だからです。初めてやる、まだ習ってない分野を独力で勉強するというのは当然ですが進みは悪いし、理解もしにくいはずです。2~3時間かけて予習をやったとしても得るものはどれほどでしょう。

「勉強した」と自己満足を得るだけの場合も多いのでは?

それに比べ復習は授業で習ったあとにやるわけだから進みは早く、理解もしやすいはずです。同じ時間やったとしても予習と復習では得るものは復習の方が圧倒的に多いと思います。予習はせいぜい教科書を軽くながめて「こんなことをやるんだ」と確認する程度で復習に多くの時間をかけるべきです。

私の授業ではほとんど予習を要求しません。予習する時間があるならそれを復習にまわすべきです。勉強は結構しているのに成績が伸びない人は復習中心でやっているか確認してみて下さい。

私は予習していない生徒を理解させるのが私の仕事であり、仕事の醍醐味だと思っています。(かっこいい)
つづく

vol.14 学費で夢をあきらめるな

医師になりたいが私立大の医学部は学費が高いので国公立大を目指したが3浪しても合格できなかったので医師になることをあきらめた。こういったことはよく耳にします。

こういう人達の中には入試難易度が国公立大ほど高くない(それでも十分難しいのですが…)私立大も視野に入れていたならば医学部に合格し医師になるという夢を果たすことができた人もいたのではないかと思います。

本当に普通の家庭からは私立の医学部に行けないのか考えてみましょう。
私立大医学部の学費は年間1000万円以上、したがって6年間では6千万円以上かかると思いがちですが実際は3000万円前後のところが多いです。(初年度だけが1000万円で2年生~6年生の学費は400万円ぐらい)国公立は6年間で350万円ほどでその差は2700万円です。

ある本に書いてあって「なるほど」と思ったことなのですが、たいていの人は自宅を建てたり、マンションを買ったりすると思います。その費用は3000万円位が普通でこれを私立大医学部の学費にまわすと考えるということです。つまり「マイホーム」という夢をあきらめて「医師になる」という夢を手に入れるわけです。(実際に医師になったらマイホームの夢も叶うような気もしますが…)

詳しいことはわかりませんが私立大医学部の学費に対応した教育ローン等もあると思います。人間その気になればなんとかなるものです。イメージに振りまわされずキチンと調べることが大切です。

医学部に限らず学費だけの理由で国公立大に限定してしまったり、大学進学をあきらめたりするのはもったいないことです。『学費で夢をあきらめるな』です。
(つづく)