vol.8 レベルに合った勉強法

A君…会津若松市内の某進学校の高3男子、引退する高3の夏まで運動部に所属。“部活命”で勉強の方は全くの白紙状態、成績は最下位付近。

ただしヤル気はまんまん!

A君が部活を引退した後の7月某日

A君…「先生、俺、社会を日本史から政経に変えようと思って。日本史全くやってないから、同じゼロから始めるなら覚える量の少ない政経の方がいいって聞いたから。」

私…「結構前に政経有利説が流行ったけど、必ずしもそうとは言えないよ。本気でやるなら確実性のある日本史の方がいいよ。」

A君…「でも本当に日本史はゼロですよ。何をどうすればいいかもわかりませんよ。」

私…「色々やり方はあると思うけど、超初心者はまず欲張らずに薄目の問題集だけをひたすら繰り返す。それをとりあえず2ヵ月ぐらい続けてみて。」

A君…「それ以外何も要らないんですか。教科書とか。」

私…「特に何も。せいぜい用語集かな。辞書代わりに。まぁ気軽に繰り返して。」

A君…「わかりました。やってみます。」

2ヵ月後私…「A君日本史どう?やってる?」

A君…「この薄い問題集はかなりマスターしました。でも用語はある程度覚えましたけど、歴史の流れとか解りませんけど大丈夫ですか?」

私…「全く大丈夫。あんまり難しく考えないでいいよ。用語をしっかり覚えないで、流れがどうこう言うのは九九が出来ないで関数や方程式がどうこう言ったり、英語の語いや構文がしっかりしないうちに長文がどうこう言うのと同じで、あまり意味がないんだよね。今度はこの別の問題集を同じようにやってみて。頑張ってね。」

その1ヵ月後A君…「先生、日本史楽しくなってきました。」

私…「そう、楽しいのが1番、最初から欲張って挫折してしまうケースが非常に多いんだから。」

さらに1ヵ月後、11月に行われた全国模試でA君は日本史で校内1位になる。

このエピソード(実話)はよくある日本史の勉強法(教科書を読み、ノートにまとめ、問題集を解く等)に一石を投じていると思います。基本が全く出来ていない人が最初からたくさんの事や、レベルの高い事に手を出せば収拾がつかなくなってしまいます。

でも多くの生徒は基本さえ出来ていないのです。A君の日本史校内1位がそれを物語っています。特に苦手科目や勉強が進んでいない科目は基本書、それもできるだけ薄いものだけを徹底的にやる、これが秘訣です。試してみて下さい。

後日談…このA君は英語もほぼゼロからのスタートだったが、やはりコンパクトな勉強を続けMARCHの1つに現役合格した。だが勉強に目覚めたA君は現在、最難関大学を目指しうちの高卒部で勉強に励んでいる。(つづく)

お問い合わせ
授業料・入塾について

授業料や・入塾について、その他ご不明な点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

会津学院 – 会津若松市の大学受験専門 予備校・進学塾 0242-28-7708
お問い合わせ・資料請求